会社の飲み会は、同僚、上司や部下、他部門の人など、さまざまな関係性の人が集まります。その関係性によって支払う金額なども変わるため、「いくら払えばいいか?」と悩んだ経験もあるのではないでしょうか。(どんな関係性でも割り勘としてしまえば簡単かもしれませんが)
今回はそんな飲み会の支払いについてです。
支払いはあくまでカードで
会社の人と飲みに行くとなれば数人であっても支払いは1万円を超えますので、それなりの金額になりますよね。
今はコロナの影響もあって飲みに行くこと自体を控えている人もいると思いますが、部署全体の飲み会となると、人数にもよりますが10万円を超えることもあります。
部署全体の飲み会だと、新入社員や若手社員がお店選びや予約、集金などを任せられると思いますが、支払いをするときはクレジットカードでおこないポイントを貯めるようにしましょう。
クレジットカード支払いの還元率が1%だとして、10万円を超える支払いなら1,000ポイント以上になるので、”クレジットカードで支払いをして、集めたお金はATMで預け入れ” してしまいましょう。(幹事の特権です!)
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
同期社員での飲み
では、気になる実際の支払いについて見ていきましょう。まずは、敬語を使う必要もなく、気を使わずに仕事の愚痴なども言い合える同期での飲む場合です。
基本は割り勘
同期であれば収入にも大きな違いはないですし、どちらか一方がお世話になっているということもないと思いますので、基本的には割り勘ですよね。(昇進などどで、同期で収入に大きな差が出てくると凹みますので頑張りましょう)
もちろん、交代で奢りあったりしてもいいですし、ジャンケンをして負けた人が払うなどするのも面白いかもしれません。
あとはお酒を飲めない人がいる場合に、その人だけ少し安めにしてあげるなどの配慮はあってもいいかもしれません。割り勘でもいいとは思いますが、居酒屋は飲めない人にとっては少し割高になってしまうので、一緒に行く他の人もいいと言うなら少し差を付けてもいいでしょう。
カード支払いは正直に
たとえ、数人の飲み会だとしてもクレジットカードで支払って、ポイントは獲得して欲しいのですが、支払いを行うのは1人だけですよね。
ポイントを貯めたい人が複数いた場合は、今回は私、次回は別の人みたいに交代で支払うようにしましょう。また、ポイントがもらえる分、端数は自分が払うよとすれば、割り勘での集金も細かくならずにスムーズにできます。
ポイントとか気にしないという人も多いので、貯めたいのであれば正直に
ポイント貯めたいからカードで払っていい?
と聞くようにしましょう。それを悟られたくないからか、毎回
こまかいのが無いからまとめて払っていい?
のように言ってカードで払う同僚がいて、嫌だというのを聞いたことがあります。そこまでポイントとかを気にしていなくても、嘘までついて得をしようとしてるのはいい印象は持てませんよね。
上司と部下(先輩と後輩)編
次は先輩と後輩や上司と部下のように立場違う人との飲みに行く場合ですね。
上司と飲み会は気を使う、部下を飲みに誘うのは気を使うなど、どちらの立場でも気を使うこともある飲み会ですが、支払いのときにも気を使いますよね。
先輩が多く支払うのは普通?
忘年会のような大人数の飲み会では、コース料理や飲み放題ということで事前に金額が決まっていることが多いですよね。このような場合は先輩、後輩に関係なく同じ会費にするか、管理職だけは少し多く出してもらうとかですよね。(当日欠席があった場合のキャンセル料や、主賓を無料にするなどのため)
しかし、少人数の飲み会であれば、部下や後輩と完全に割り勘というのはちょっとどうかなと思いますよね。とはいえ、全額奢りだと言えるほど給料をもらってないケースも多いので、それが当たり前と思われてしまうと、部下を飲みに誘うのを躊躇ってしまいますよね。
もちろん、稼いでなくても先輩が奢るのが当たり前のような某お笑い事務所のようなものではなく
- 1、2年先輩というくらいなら端数分だけ多く出す
- 数年先輩だけど役職もほとんど変わらないなら、千円単位は割るけど割れない分は多く出す
のように年齢差や関係性で調節するのがいいと思います。
なんで、同じように飲み食いしてるのに、先輩ってだけで多く払わなきゃいけないの?
という人もいるとは思いますし、割り勘がダメと言うつもりはないですが、まぁ自分のほうから後輩や部下を誘うのであれば、少しくらいは多く出すのがいいんじゃないかと思います。
割り勘にしたかったら後輩から企画
上司や先輩と飲みに行くといつも奢ってもらってばかりで、申し訳ないから出すようにしたい
という人もいます。”上司が全然おごってくれない” と不満を感じている人からすれば考えられないような悩みかもしれませんね。
申し訳ないという以外にも、自分で食べた分は自分で払いたい、家庭もあって先輩はお金ないはずで心配などの理由もあるみたいです。
ただ、これは先輩としても難しいのです。特に、”後輩には出してあげないとな” と考えている先輩にとってはです。
飲み会でお会計をするとき、
いいよ俺出すから
えっ、私も出します
いいよいいよ
(そのお会計が終わった後で)
次は私もださせてくださいね
みたいな会話ってありますよね。でもこの
- 私も出します
- 次は私も出します
が本音なのか社交辞令か分からないんですよね。
その言葉を信じて、次の飲み会のときに
こないだ言ってたから今回は割り勘ね!
なんて言えないんですよね。
なので、もし自分もちゃんとお金出したいなという場合は
自分のほうから企画する
ことをお勧めします。
- 行きたいお店があるので、割り勘でいいので行きませんか
- いつも出してもらってるので、奢らせてもらえませんか
みたいな感じでですね。そう言って誘ってもらえれば、素直に受け入れる人は多いと思います。(そう言って誘ってても、いざ会計のときには出してくれる上司はいるかもしれませんが)
私は奢られるのも奢るのも好き
私自身は、後輩には多く出したいと思ってますし、先輩には奢られたいとも思っています。
誰でも
- 仕事では言うことを全然きかない
- 一緒に仕事をしていても楽しくもない
- 人のことをばかにしている
ような人と飲みに行きたいと思いませんよね。反対に、飲みに行って奢ってもらえるということは、それだけ可愛がられているということだと思いませんか。
なので、奢ってもらったときには、「おっ私は仕事で貢献できてるのかな」と嬉しくなりますし、その先輩から仕事を頼まれたり、困ったりしているようなら、いつもより頑張ろうかなと思ってしまいます。
いつも先輩が奢ってくれたり、多く出してくれたりで困っているという人も、そうしてくれるには
- いつもいい仕事をしてくれている
- チームのメンバーとして助けてもらっている
- 職場をいい雰囲気にしてくれている
- すごいイケメンや美女で、いてくれるだけで仕事を頑張れる
など、何かの理由があるはずですので、そこは好意に甘えてもいいんじゃないかなと思います。
まとめ
今回のまとめです。
先輩との飲み会でお金を払いたいなら自分から誘うこと
飲み会は楽しむためのものだと思うので、行くメンバーが納得していれば、本来は割り勘であれ、奢りであれいいとは思います。
あくまで今回は飲み会の支払いで悩んでいるならこうしたらどうかという考えを紹介しました。
例えば
- 多く出してあげてまで後輩を誘いたくない
- 奢ってもらえないなら上司と行きたくない
となるような関係なら、わざわざ飲みに行く必要はないのかなと思います。
コロナが落ち着いたら、自分が一緒に行きたい人たちと、楽しめる飲み会をしましょう!
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