仕事の目標設定をするコツ|評価されるために考えるべきこと

仕事
悩む人
悩む人

期初になると目標設定をしなければいけないけど、どういう目標を上司に伝えればいいか迷う

こんな悩みを持つ人は多いです。

適切な目標を設定できるかは評価にも大きく影響しますので、目標設定のコツを掴んでおきましょう。

この記事では、目標設定でよく使われる SMART という考え方をもとに紹介していきます。

SMARTとは

・Specific:具体化
・Measurable:数値化
・Achievable:達成可能
・Related:経営目標への関連
・Time-bound:期限

SMARTの5つの中で、重要だと思うものから紹介します。

また、少し解釈を変えたほうがいいと思う部分にも触れますので最後まで見てみてください。

この記事はこんな人向け

・目標設定でいつも悩んでしまう
・評価に繋がる目標設定を知りたい

それでは1つずつ説明していきます。

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具体的な目標になっているか?

1つ目は SMART の S にあたる具体化です。

評価する上司が見たとき、どのような目標かが分かるように具体的な内容である必要があります。

下に行くほど具体的な目標
  • 仕事を頑張る
  • ●●の商品開発プロジェクトを頑張る
  • ●●の商品開発におけるWEBページ制作をおこなう

仕事の目標設定で「仕事を頑張る」と書く人はいないと思いますが、目標を具体的に書く必要があるということを覚えておいてください。

具体的にしておく理由としては、期の途中で異動などによって上司が変わることもあるからです。

「今の上司が」ではなく「誰が読んでも」どういう目標か分かるのが理想的です
悩む人
悩む人

具体的にと言われてもどう書けばいいか、いまいち分からない

かっちパパ
かっちパパ

安心してください。
ここでは、具体的に書くということだけでOKです。
どういうポイントを具体的に書くかはこの後出てきます!

達成したかどうかを判断できるか?

2つ目は SMART の M にあたる数値化です。

立てた目標はそこで終わりではなく、期が終われば達成できたかどうかで評価されます。

例えば、「新規顧客の獲得に力を入れる」のような目標だとすると

部下:新規顧客獲得のために頑張ったからいい評価をもらえるはず!!
上司:思ったより新規顧客を増やせなかった。それほどいい評価はあげられない

主観によって達成できたかの判断が変わります。

これを無くすために、目標をできるだけ数値化して客観的な判断ができるようする必要があります。

下に行くほど達成の判断がしやすい
  • 新規顧客の獲得に力を入れる
  • 新規顧客を前年度より多く獲得する
  • 前年比20%増の新規顧客を獲得する

数値化することで目標達成かどうかの判断がしやすくなります。

数値化できるものは数値化する。数値化できない目標でも、どこまでやれば達成かが明確になるようにする。

いつまでに達成するのか?

3つ目は SMART の T にあたる期限です。

悩む人
悩む人

数値って今年度の目標なら、年度末までなんじゃないの?

かっちパパ
かっちパパ

それは目標によります

まるまる1年かけて1つのプロジェクトに専念するような場合であれば、目標の達成は年度末までで問題はありません。

しかし、実際には今年度の目標としていくつか設定することが一般的です。

その目標がすべての期限が年度末になることはありませんよね。

目標ごとの期限

5月末まで:昨年度からおこなっているAプロジェクトのまとめ
9月末まで:●●の資格取得
3月末まで:新規Bプロジェクトの立ち上げと管理

それぞれの目標の達成度が判断できるように、期限を明確にしておく必要があります。

反対に1年を超えるようなプロジェクトや、下期から開始して年度をまたぐような目標もあります。

来年度にならないと達成できたか判断できない目標では困ります。その場合は

項目を細く分ける

・新規Bプロジェクトの立ち上げと管理
 12月末:企画書作成+社内承認
 3月末 :試作

のように年度内での達成判断ができるように、項目を細くわけることで解決できます。

年度をまたぐ目標の場合は、年度内にどこまで完了するかを明確にしておくと達成度の判断が可能になる

達成可能か? → 難易度

4つ目は SMART の A にあたる達成可能であるかです。

仕事での目標設定は、小学校の頃に考える将来の目標(夢)とは違います。

実際に達成できるのかを考えて目標を立てる必要があります。

かっちパパ
かっちパパ

冒頭に書いた「少し解釈を変えたほうがいい」と思っているのが、この達成可能かです

まったく達成できないような目標を立てるのは反対ですが

  • 絶対に達成可能でなくてはならない
  • 達成できなければ即座に悪い評価に繋がる

となるのも反対です。

評価が悪くなることを恐れて、絶対に達成可能な目標だけを立てるようになるからです。

後輩
後輩

たしかに、新規顧客5件獲得を目指そうと思っていても、達成できなかったことを考えて低く立ててしまいそう

確実に達成可能な目標ばかりを目指していては部門の成果は上がりませんよね。

そこで、少し解釈を変えて

 達成可能か → 目標の難易度

とするのがおすすめです。

目標の難易度が

  • 十分に達成可能な目標なのか
  • かなりチャレンジングな目標なのか

というものです。

かっちパパ
かっちパパ

私の勤務する会社でも、その目標が自身の等級にとってどの程度の難易度なのかを設定するようになって、評価のときにも考慮されます

これについては会社によって違うと思いますので、「難易度は関係なく達成できたかどうかだけで判断される」場合には、達成可能な目標を設定するようにしてください。

達成可能かどうかとともに、今の自分にとってどの程度挑戦的な目標なのかを明確にしておく

経営目標に関連しているか?

5つ目は SMART の R にあたる経営目標への関連があるかです。

自分の設定した目標を達成することで

  • 部門の目標達成
  • 会社への利益

に繋がるものになっていることが必要になります。

悩む人
悩む人

会社から給料もらうわけだから、そりゃそうだよね

会社に勤めているからには必要なことですが、一番最後に紹介したのはそれほど意識する必要がないからです。

新入社員の頃は、経営目標や会社の利益と言われてもイメージいづらいと思います。

ただし、新入社員の頃は基本的に上司や先輩から言われたことを目標とすることが多く、自分自身で1から考えるというのは少ないです。

反対に、ある程度の等級になると自分で目標を設定する必要がありますが、その頃になれば少なくとも自分の所属している部門の目標くらいは把握できているはずです。

新入社員の頃はそこまで求められず、求められる等級になる頃には部門目標くらいは自然と把握できるので、そこまで強く意識する必要はない

まとめ

今回のまとめです。

・仕事の目標設定についての考え方 SMART
・一番に考えるのは具体的な目標にすること
 (数値化、期限など)

1年に1回、あるいは半年に1回はやらなくてはいけない目標設定ですが、毎回悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

設定した目標をどのように達成していくかが一番大事なため、「目標設定が得意」になる必要はありません。

ただし、目標を立てることに時間をかけてはもったいないので、コツを覚えて苦手意識を取り除きましょう。

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