4月になりました。
3月が決算の企業は多いので、持ち株の中で権利確定したものが多いのではないでしょうか。
私の株式保有額はまだまだ少ないのですが、配当のある国内株式の購入を始めたきっかけや、最初の目標について紹介します。
投資ブログなどを見ていると、すごい保有額に驚いたりすることもあると思いますので、投資を始めたばかりの例として見ていただければ嬉しいです。
高配当株を始めたきっかけ
ネット証券会社などによって、株を売買するハードルはかなり下がったと言えますが、”株を始めること” には抵抗がある人はまだまだ多いですよね。
今では単元株ではなく1株から購入出来たりするので、「やってみたいけど、お金がない」という人でも始めてみる価値はありますよ。
”高配当株投資”という言葉も知らなかった
私の投資歴は10年近いのですが、今年の1月までの数年間は、下がったままのゲーム株が塩漬けになっているだけの状態でした。(あと100株だけイオンの株)
株には優待や配当があるのは知っていましたが、”高配当株投資”という言葉があること自体知りませんでした。
今年に入って、リベ大などのYouTubeで ”インデックス株投資” や ”高配当株投資” という言葉を聞いて
ギャンブルっぽいイメージではない投資方法もあるんだなー
というのが最初の印象です。
塩漬けにするまでは、毎日の株価の変化に一喜一憂しながら株価を見ていたので、
・株価のチェックするのはたまにでいい
といった考えがなく、かなり新鮮だったので興味を持ちました。
貯金の利息との比較
塩漬けになって以降は追加で株を購入することはなく、給与振込された銀行口座に入れたままになっていました。
そこまでお金のかかるような趣味も無いので、
収入 > 支出
とはなっていて、社会人生活14年の間に残高は増えてはいきました。
ただし、利子・利息はほとんど付きませんよね。
自分が子供のころは、郵便貯金の定期貯金の利子が数%だったので
お年玉を大人になるくらいまで預けていたら倍になるよ
というのを言われたことがあるくらいですが、今の子供はおじいちゃんになるまで預けていても倍になることはないですからね。
少しでも利子のいい預金先を選んだりもしていますが、元本が1億、2億あるわけでもないので僅かなものです。それこそ、すずめの涙という程度で、とてもじゃないけど
利子のおかげで生活が楽になっています
なんて言えませんよね。
そして決定的だったのが、給与振込口座に使用している銀行の
- ATM手数料
- 自分名義の他行への振込手数料
に関する特典が変更したことです。
クレジットカードの引き落としに使っている楽天銀行の残高が少なってきたときに振り込んだり、どうしても現金が必要な時にコンビニATMで降ろすくらいですが、いつのまにか手数料がかかるようになっていました。
特典の変更をちゃんと調べてなかった私が悪いんですが、
銀行に置いておいても元本割れするじゃん
と感じたため、それなら多少リスクはあっても、増える可能性のある投資をしようと思いました。
最初の目標
高配当株投資での最終目標は
配当での収入 > 生活費
となることですが、いきなりそんな高いところを目指しても
自分には無理無理
それは宝くじ当たったりした人の話でしょ
となってしまうので、身近な目標から設定することにしました。
まず目指すのは「月に1回 ”焼肉食べ放題”」
生活費を株の配当だけで賄おうと考えると、月に20万以上の配当(つまり年間240万の配当)が必要になってしまいますが、少しでも配当が得られれば何かしら生活費が浮くのは間違いないありません。
月2万あれば水道光熱費
月500円あれば1回分の昼食
のように、配当によって生活の一部が賄える(ただになる)と考えれば、少額からでも始めるメリットが見えるのではないでしょうか。
・ボーナスが入ったとき、年間の配当500円程度となる株を購入
といった場合でも、年間2回ボーナスで考えると
1年目:年間2回の昼食分
2年目:年間4回の昼食文
10年目:年間20回の昼食分
のように賄える範囲は増えていきます。
銀行に預けていただけではこうはならないんですよね。
私が最初の目標として目指しているのは
配当で月に1回、家族で焼肉食べ放題に行くこと
です。
焼肉と言っても高いお店ではないです(笑)。ランチタイムに行くので、大人1人2000円程度です。しかも、未就学の子供は無料なので、家族で必要となる金額は
来年度から:5000円(子供は半額の1000円)
が配当で得たい目標値というわけです。
年間の配当利回りは3%を目指す
配当で得たい目標金額が決まったけど、いくら投資すればその配当を実現できるの?
というのを考えていきます。
配当は、企業から株主への還元の1つで
自社に投資してくれているので「1株あたり●●円の配当を出しますよ」
のようにそれぞれの企業が決めるものです。毎年同じ金額と決まっているわけでもなく、業績によって配当が増える(増配)こともあれば、配当が減る(減配)こともありますし、企業によっては配当が無い(無配)というところもあります。
1株あたり配当 × 持ち株数
となります。
通常であれば株の購入は100株単位ですので、1単元購入した場合には ”1株あたり配当 × 100” となるわけです。
それなら少しでも配当のいい企業に全額投資したほうがいいんじゃない?
と思うかもしれませんが、注意しなければいけないのは
などです。配当はすごく多いけど数年後に倒産してしまって元本ごと無くなってしまっては意味がありませんからね。
今後の業績や数年で倒産するかなどは誰にも分からない部分があるので、
1社にまとめて投資するのではなく、分散して投資する
ことが大切です。
業績によって配当の増減は起こるものなので、投資している複数の企業の平均配当で3%程度になることを目指すというのを方針にしています。(実際は配当に税金がかかるので、税引き後で3%を確保が目標)
持ち株の平均配当が年間3%だとすると、焼肉食べ放題に月1回行くために必要な投資金額は
4000 × 12 ÷ (3 ÷ 100) = 160万円
来年度以降:
5000 × 12 ÷ (3 ÷ 100) = 200万円
と計算することが出来ます。
今年度のボーナス次第なところもあるのですが、少なくとも来年度には達成したいです。
まとめ
今回のまとめです。
・投資金額が少ないと配当も少ないが、何かしらの生活費が浮くことをイメージすることが大事
投資と聞くとリスクが怖いと感じるのは仕方のないことだと思いますが、現金で持っておいた場合にも
- 手数料による元本割れ
- インフレによってお金の価値が下がる
などのリスクはあると考えるようになってから抵抗が無くなりました。
と言いながら、嫁さんとの話した結果も踏まえてかなり現金でのポジションを多めに取っているほうだとは思います(笑)
現金にもリスクがあると言っても、
じゃあ預金と株でどちらがリスクが高いですか?
と聞かれれば、「それはリターンも大きい分、株のほうがリスクは高い」というのが答えなので、生活に困らない範囲で投資するのがいいのかなと思います。
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