子供の教育費、学費ってどんな感じで考えていますか?
私のイメージは
・生活に対してそこまで大きな影響を与えるほどではない。
(中学までは普通に公立という考え)
・習い事をする場合は、かかる費用はぴんきり。
<高校、大学>
国公立なのか私立なのかによって費用は大きく変わる
習い事にかかる費用は同じようにぴんきり
一人暮らしさせるならその分の負担も大きい
こんな感じです。
習い事については
- 何に興味を持つか
- 本気でトップを目指すほど頑張って遠征費用が必要になるか
なんてことは分からないので仕方ないのですが、
学費くらいは貯蓄や資産形成の計画に組み込んでおきたい
と考えています。そこで、高校、大学でかかるお金として700万を渡して、使い方については娘に任せることが出来ないかなと考えて計画を立てています。
教育費としてかかる費用を固定
わが家では、以前書いたように投資などに回すお金と現金で残しておくお金について嫁さんと話をしており、現金の部分については
・何かあったときのための資金(基本的に切り崩さない)
・コロナ禍で不安定と考え、追加で現金ポジションとしておく資金(嫁さん判断で後々は投資へ)
<今後追加で現金として貯める>
・2年後の車買い替えまでに追加で貯める金額
・娘が高校に入学する10年後までに貯める金額
となっています。そのうちの ”娘が高校に入学する10年後までに貯める金額” にあたる部分が今回の700万ということです。
詳しくはこちら
娘に何を任せるか
まず、目的としては
- 資産形成を考えていくうえで、高校、大学でかかる教育費というのを仮定したい
- お金について強くなってほしい
というのがあります。
その2つの目的を達成するために、高校、大学でかかる教育費などについて娘に丸投げしようというのが狙いです。
教育費の中で費用が大きく変わるポイントがいくつかありますよね。高校については、公立か私立かというのが大部分を占めるかと思います。また、大学では国公立か私立かに加えて、学部や学科、一人暮らしをするかどうか、なども大きな要素になりそうです。このように状況によって費用が大きく変化する項目について、娘自身でどこにお金をかけるかを考えてもらいます。
例えば、
・「一人暮らしはしたいけど、バイトをたくさんして時間がなくなるのも嫌だな」というのであれば、高校、大学とも授業料の安い国公立を選んで、家賃のほうに使えるお金を残しておく
・「高校も大学も私立に行きたい」のであれば、実家から通うようにするか、足りない分は奨学金の利用やバイトをすることで一人暮らしもする
・「学費って言われているけど、他のこと使いたい」と言うのであれば、高校も大学も国公立にしたうえで実家から通って節約する
と言った感じで、丸投げする代わりに自由度は持たせたいなと考えています。
なぜ700万?
700万が妥当なのかと言われると、そこに自信はありません(笑)
いくらかかるか全く分からないけど、教育費は貯めておかないとね
という状態では、貯金と投資どのように配分していいか分からないので、ひとまず金額を設定したというのが正直なところです。
そうは言っても、まるっきり適当に決めたというわけではありません。教育費の平均についての情報としては こちら のようにまとまっているサイトがあります。
この数字を見て
高校、大学とも国公立なら学校にかかるお金だけなら余裕があるな
ともに私立なら(学部にもよるんだろうけど)ちょっと足りないかもな
という額を狙って、700万としました。
もちろん、授業料は少しずつ上がっていますし、今回の計算には部活や習い事の費用は入っていません。そのあたりで変更が必要になった場合には貯蓄する金額を変更するかもしれません。
これって責任放棄?
使っていい金額を決めるんじゃなくて、子供のやりたいことにお金を出してあげるのが教育じゃないの?
これって責任を放棄しているだけなんじゃないの?
と思う人もいるかもしれません。
まぁそう思われてもいいのですが、とりあえずお金だけ用意しとけばいいっていう楽なものではないですよ。
リスクは親が負う
任せるからには、中学を卒業したときに
かっちに使い方は任せるぞ!
と言って渡したら、その後は口を出すことはできません。
大学のことを考えて公立にしたほうがいいんじゃないか?
もっとこういうことを考えないと!
など、気になっても言うことはできません。どのようにお金を使うか娘次第です。
つまり、中学を卒業するまでに
- 大金を管理するための力
- 大学までのイメージ
を持つことができるように伝えていく必要があるということです。
もちろん、中学卒業の時点でどの大学に進みたいなどが決まっていることは少ないので、途中途中で修正していくことも想定しておくということですね。”行きたい大学が見えてきて、学費を調べたら足りなそうなので、高校のうちからバイトをしておこうか” のように先のことを考えて早めに行動に移すことも必要です。
最悪の場合、”高校1年のときに彼氏に700万を貢いでお金がなくなりました” なんてことが起こらないとも限らりませんからね。
ほんと、そうならないようにしたいです。万が一そうなった場合は親の責任なので、そのリスクを負うのはもちろん親です。
無理そうなら運用は変えるかも
判断するタイミングは中学卒業時点としています。
そのタイミングまでに
- 700万円の貯金
- 自分で考えて使える力を身につけてもらう
準備を全力でするつもりですが、無理と判断した場合は方法を変えるかもしれません。
自分が中学を卒業して高校入学のときのことを考えると、さすがに大金を渡されて、後は好きにしろって言われると困ったと思います。
そうならないために、お手伝いでのお小遣い制を導入したり、早いうちからお金について考えるようにはしています。出来るだけのことは伝えた上で、それでも無理だと判断したときは
俺って伝え方下手だな、、
と反省しながら、方法を変えようと思います。(今の時点で変えるつもりなわけではないですよ!!)
まとめ
今回のまとめです。
思い切って娘に管理を任せてみたい
ただし、中学卒業までの接し方が勝負(リスクを負うのは親)
教育についての考え方は、何が正しいかは分かりません。万人にとっての正解があるわけではなく、その子供ごとに適した伝え方というのがあるのだと思います。
”子供のやりたいことは出来る限りさせてあげる” のがいいのかもしれませんし、その都度親の経験から助言をするのがいいのかもしれません(親の敷いたレールっぽくて嫌ですが)。
ただ、大人になったらお金については自分で管理していく必要があることだけは事実なので、高校に入った段階でそれができるように育ってくれたら、それは頼もしいことかなと想像しながら楽しんでいきたいと思います。
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