いきなりですが、みなさん趣味ってありますか?
就職面接の場で聞かれた場合は、答えを選んでしまうこともありますが、誰でも1つや2つはありますよね。
私の場合は、スマホゲーム、散歩、カラオケ、文章を書くことだったりします。文章を書くのが好きというのもあって、ブログをやっているわけです。
この趣味、言い換えるなら ”自分の好きなこと” でお金を稼げるとしたらどうでしょうか。今回は趣味のマネタイズ化(収益化)について紹介します。
”好きなことを仕事にする” ことの違い
お金や時間をかけて自分が楽しむのが趣味なわけですから、それでマネタイズ化できるとしたらいいことですよね。
多少はお金になったからと言っても、それだけじゃ食べていけないでしょ?
と思う人が多いと思いますが、それはその通りです。と言うよりも、”好きなことを仕事にする” こととは分けて考えてください。
仕事は好きにならなくていい
お金を稼ぐことのすべてを仕事とするなら、副業やマネタイズ化した趣味も仕事となってしまいますが、ここで言う仕事の定義は
生活費を稼ぐための手段 → 基本的に会社勤め
を指すものだと考えてください。
この生活費を稼ぐための会社勤めについては、好きになる必要はないと思います。ちょっとくらいは「嫌いだ」と思うくらいでちょうどいい、と思っているくらいです。
好きなことでお金を稼げるのはいいことなのですが、”生活していくために好きなことをしなければいけない” となってしまうと苦痛に変わることもあります。
自分の好きなことであれば、こだわりたい部分も強いわけですから、
・自分のやりたいようにできない
・自分の本心を隠さないといけない
のような状況では仕事を楽しめないですし、最悪 ”好きなもの自体を嫌いになってしまう” なんて可能性もありますよね。
ちょっと嫌いなことであれば、楽しいとは思えないかもしれませんが、
まぁ、給料もらってるわけだし、仕方ないか
のように割り切って考えることもできるため、会社勤めとしての仕事は好きにならなくても構わないと思っています。
詳しくは過去に書いた記事がありますのでご覧いただければ嬉しいです。
ポイ活よりは稼げる可能性は大
あくまでも、
という考えですので、”趣味でやってたのに収益のために強制されてる” という感じにならない範囲でやるだけです。
Youtubeだってチャンネル登録者数や、再生時間が一定にならないと広告を貼ることもできない
ブログなんて半年間毎日更新しても稼げるかわからない
という声もあると思いますが、それはそれでいいんじゃないでしょうか。
安定した収益を出したいのであれば、動画やブログについても質や量が一定の基準を満たす必要はあります。しかし、安定した収入は仕事で稼いだうえで、趣味を楽しむ範囲でやるのが重要なことですので、1ヶ月に100円しか稼げませんでしたとなっても問題はありませんよね。
というだけでも意味があると感じる人もいるでしょう。
そんなんじゃ時間効率が悪すぎる!
と言われれば事実なのですが、最近流行っているポイ活よりは稼げる可能性があるんじゃないでしょうか。空き時間に広告をポチポチして1日数ポイントなどを得ている人は多いと思いますが、さすがに広告クリックが好きですという人はいませんよね?
1日数ポイント(数円)であれば、趣味の範囲での発信でもできる可能性は十分にありますし、自分の好きなことに時間をかけるほうが楽しいのではないでしょうか。
マネタイズ化の懸念と解決策
趣味として楽しめる範囲でマネタイズ化できれば、得られる金額が少額であってもいいと思いますが、全く収益が出ないというのはやっぱり悲しいですよね。
YouTubeやインスタなどで自分と同じような趣味について発信して稼いでいる人がいることを知っていても、自分では始めない理由として
- 面倒くさそう
- 収益化できるとこまで続かない
といった心配があるのではないでしょうか。
役割分担しておこなう
たしかに面倒な部分はあります。
たとえば、ブログを書く場合、”テキストで文書だけ書いて投稿” でもいいのですが、読みやすいように文字の装飾などはします。
好きなことをやっている動画を投稿しているように見えるYouTubeであっても、テロップを入れたり、間をカットしたりといった動画の編集は必要です。
動画編集なんて、超めんどくさいじゃん
ってなりますよね。それなら、動画編集が好きな人とチームを組んでしまえばいいと思います。
結婚式の動画や旅行の動画などを編集してみんなに配ってくれる人が身近に一人くらいいると思うのですが、その人たちは嫌々動画編集やってるわけではないですよね。
そういった人とチームを組んで
- 動画撮影と投稿
- 動画編集
のように役割分担するという方法です。
反対に、カメラに向かって話したり、文章を書くのは嫌だという人でも
・旅行、食べ歩き
・ダイエット、運動、ストレッチ
・車やバイク
・スマホ、パソコン、ガジェット、家電
などすごく詳しくて、友達に説明したりするのは好きという人はいますよね。
そういった人は、文章を書くのが好きな人と組んで
- コンテンツ提供
- 執筆と投稿
のように分担するのもありでしょう。
実際のところは、動画編集や文章を書くのが好きと言っても、
報酬無しで1日10時間やってても楽しい
なんて人はいないと思いますので、組むのであれば ”動画編集や文章作成か苦ではなく、収益化に興味がある人” になるのだと思います。
私もこのブログの記事作成などに慣れて時間が取れるようになったら、コンテンツ提供をしてもらっての特化ブログも作ってみたいとは思っています。
クラウドソーシングを利用
もう一つは収益が出るまで続かないだろうという心配ですね。
ブログやYouTubeは、1記事(1動画)作れば「はいっ、いくら!」となるわけではありません。ブログは収益が出始めるのに早くても数ヶ月はかかるなんて言われたりもします。
趣味(好きなこと)だし、ちょっとやるなら苦にならないけど数ヶ月続けるとなると途中で絶対飽きる
という人は多いです。しかも、数ヶ月というのは約束されているわけではなく、半年や1年かかるかもしれないし、そもそもコンテンツが良くなくていつまで経っても収益が出ないこともあるから尚更そうなりますよね。
文章を書くのが好きという人で、続けることができない人の解決策としてはクラウドソーシングサービスで依頼を受けて記事を書くという方法があります。
- 自分の書きやすいテーマ
- 自分の体験が書ける記事
の依頼を受けて記事を書くことで、記事数(あるいは文字数)に対して報酬を得ることが出来ます。
もちろん、書いた記事は依頼者に納品するわけですので
なんてことは絶対にやってはいけませんよ(笑)
いつ収益が出るか分からないというのではなく、書いたら書いた分だけ報酬がもらえますので、”続ける自信がない” という人にはおすすめです。少しやってみた結果、予想していた通り続けるのはきついと感じればそこで辞めればいいですし、”これなら続けていきそうだ”と感じたならそこから自分でブログを書くように変化することもできますからね。
マネタイズ化の方法
すでに記事の中で登場しているものもありますが、マネタイズ化の方法をいくつか紹介します。
広告収入
1つ目は、Youtube再生中に入る広告や、ブログに表示されるGoogleアドセンスなどによる広告収入です。
動画再生で広告が再生されたり、ブログの広告リンクがクリックされることによって報酬が発生するというものです。1再生(1クリック)での金額は微々たるものですが、再生数(アクセス数)が増えれば、それに比例するかたちで報酬も増えます。
爆発力があるわけではありませんが、最初の収益化としてのハードルは、次に説明する商品紹介よりも低いのが特徴です。
商品紹介
2つ目は、ブログなどで
- 自分が購入してよかった商品
- 自分が利用してよかったサービス
などを紹介する方法です。
何となく聞いたことがあるんじゃないかと思いますが、アフィリエイトってやつです。
ブログを見た人が、紹介した商品の購入や、サービスの申し込みをする必要があるため、成果発生のハードルは高いですがその分1件あたりの報酬は高くなります。
スキル販売
3つ目は、自分の持っているスキルや作品を販売するというものです。
文章作成やWEBデザインもそうですが、それ以外にも
- 似顔絵作成
- アイコン作成
など、自分が持っているスキルを販売することが可能です。有名なのは ココナラ ですね。
また、ハンドメイドなどが好きという人は、自分の作った作品を簡単に販売できるサービスがあります。有名なのは minne や Creema などでしょう。
スキルやハンドメイド作品の販売については、以前は個人でおこなうのは難しかったのですが、インターネット上で簡単に販売ができるWEBサービスが出てきたことで一気に広がりを見せています。
まとめ
今回のまとめです。
趣味として楽しめる範囲であることが大切
身近にチームを組める人がいれば嬉しい
今回は、趣味のマネタイズ化について紹介しました。
- 方法を知らない
- 好きなことでお金を稼ぐことに抵抗がある
- 面倒くさい
などの理由はあると思いますが、誰でもマネタイズ化できる趣味を1つくらいは持っているはずですので、少しでも興味が出たのであれば何か始めてみるのもいいんじゃないでしょうか。
会社と同じように、1人よりもチームでやることで出来ることの幅が広がるので、
・1人より誰かと一緒のほうがやる気が出る
・やっぱり少しでも稼ぎたい
という人は、一緒に身近にできる人を探したいですね。
ただし、お金が絡むのでその点だけはくれぐれも注意しましょうね。
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