誰にでも1つくらいは目標と呼べるものがありますよね。
- 将来に影響を与えるような長期の目標
- 受験や就職のような節目ごとの目標
- 年始に決める今年1年の目標
- 今月の営業目標
のように、かける期間や重要度などに違いはあっても、目標を達成できたときに嬉しいのは変わりませんし、反対にうまく行かずに諦めてしまって悲しい思いをすることもありますよね。
せっかく立てた目標ですから、出来ることなら諦めることなく達成したいですが、そのためにおすすめの方法としてよく言われる ”目標を口に出す” について、得られる効果や注意しておきたいポイントを紹介します。
目標を口に出すことで得られる効果
家族や友人、会社の同僚など身近なだれかに宣言するだけで目標達成の可能性が上がるのであれば、どんどん口に出していくべきですよね。まずは目標を口に出すことで得られる効果を2つ紹介します。
義務感が生まれる
結果を出してから人に話すんだ!
という考えで、誰にも話さずに目標に向かって走り続けることができる人はかっこいいと思います。
しかし、目標達成するまでの間に
- 飽きた
- 辛い
- 疲れた
- 明日から頑張ればいいかな
のような考えに一度もなったことがないという人はいないでしょう。
私の場合はブログを書くことですが、「毎日書きたくてたまらない!!」ってわけではなく、むしろ
今日は仕事忙しくて疲れているし、今日の更新はいいかな
と思うことのほうが多いですよ。
誰にも話していなければ、”ブログの更新をサボった” ことは誰にもバレません。しかし、ブログを書いていることを宣言しておき、そのURLを人に教えていたらどうでしょうか。その人が毎日見てくれるかは分かりませんが、見てくれたときには
あっ、この人サボったな
もう更新は辞めたのかな
とすぐにバレてしまいます。別にブログを続けて行くことについて契約を結んだというわけではなくても、”自分で宣言したことを実行できない人” と思われるのは嫌ですから、頑張って書かないとという気持ちが強くなります。つまり、”やれたらいいな” という気持ちから、”やらないと” という義務感に変えることができるということです。
うまく行けば協力者ができる
基本的には人に宣言したとしても、自分の力で目標を達成する必要があります。しかし、その目標を共有した友人が協力者となって、目標達成を助けてくれることもあります。
例えば、
副収入のために生活雑貨を紹介するブログをやっているんだよね。
だから普段から雑貨屋さんでネタ探しは心がけてるんだ
と共有しておいた友人から
こないだ買ってすごく便利だったのがあるんだけど、ネタになったりするかな?
と、情報がもらえるかもしれません。ネタ探しに困るのはブロガーあるあるなので、ネタを提供してもらえるのはすごく助かることですよね。
また、その友人が同じ目標を持っていたり、過去にその目標を達成した先輩であった場合には、過去に成功した経験を活かした助言をもらえるかもしれませんし、状況を報告し合うことでお互いのモチベーション向上に繋がるかもしれません。
直接的な助けでなくても
ダイエットしようと思って、運動もするようにしてるんだ
と宣言しておくことで
今度ケーキバイキング行くけど、さすがに誘うのはやめておこう
のようなことはありそうですよね。直接的ではありませんが、気持ちの揺らいでしまう誘惑を避けられたという意味では手助けになっていますよね。
目標を宣言するデメリット
宣言することで目標達成に悪影響を与えてしまうような場合もあります。そんなデメリットについても2つ紹介します。
モチベーションを削られる
人に宣言したときにこちらが望んでいるような反応をしてくれるとは限りません。なかには
そんなの無理でしょ
なんでそんな無駄なことするの
のように頭ごなしに否定する人もいるでしょう。わざわざ目標として宣言するくらいですから、「難しいんじゃないの?」と言われる準備はあっても、無理とか無駄とか言われてしまうと凹んでしまいますよね。
また、必要以上に進捗を聞いてくるという人もいます。
- ブログ稼げるようになったの?
- Youtube更新しばらくなくない?
- 勉強進んでるの?
- いつごろできそうなの?
のように、あまりに聞いてこられると
自分のペースでやりたいのに、いちいちうるさいなー
やる気なくなる、、
となってしまい、人に宣言したばっかりにモチベーションを削られてしまうということも無いわけではありません。
もちろん、目標を達成するには、批判を乗り越えるくらいの覚悟が必要なこともありますから、批判されたり進捗を頻繁に聞いてこられたりしても、モチベーションを落とすのではなく、反対に「やってやるぜ!」と奮起することができれば理想的ですよね。
それに、ブログやYoutubeの更新が無いことを言ってきたり、進捗を聞いてきたりするということは、それだけ興味を持ってくれている裏返しですからね。モチベーションを上げる方向に気持ちを持って行きましょう。
バレたくない人にまでバレてしまう
目標の中にはバレては困るものもありますよね。例えば、”英語を話せるようになるために勉強している” のであれば、誰にバレても問題はありませんが、”外資系に転職するために英語を勉強中” というのであれば会社の同僚や上司にバレてはまずいですよね。
自分が話してもいいと思った人にしか話さないよ?
バレたくない人には話さないでしょ?
と思うかもしれませんが、バレてしまうことはあります、、、仲のいい同僚ならいいかと思って話をしているところを、たまたま通り掛かった上司に聞かれてしまうということもありますよね。
また、直接あなたの口からでなくても、人づてに伝わってしまうこともあります。
本人がいないところであっても
あっ、そういえば~~さん、ブログ始めたみたいよ
のように話が広がることはありますよね。別に口止めされたわけでもないし、共通の友人や同僚同士で話していたときには、悪気なく話に出してしまうことはよくあります。
さらに、悪意をもって伝える人もいるかもしれません。
~~さん、英語勉強しているのって転職のためらしいですよ
なんて上司に告げ口されたら居心地悪くなりますよね。絶対に知られてはいけない人がいるような目標の場合は、宣言する相手からも広がってしまわないように気をつけましょう。
宣言する相手に適しているのは誰?
では、目標を宣言するのに適した人はどんな人でしょうか?
協力者を増やしたいというのであれば、ある程度多くの人数に宣言をするしかありませんが、そうでなければ少人数でも構いません。”頑張らなければ” という気持ちになるためであれば、1人に宣言するだけでも十分です。
- ダイエット
- 運動
- 資格の勉強
などであれば、妻(夫)、彼女(彼氏)に宣言してしまうのが楽ですし、効果的です。一番近くで見てくれていますし、ほかの人にバレてしまうというリスクもほぼありませんよね。
あんまり頻繁に言われすぎても嫌だし、何も言われないと ”やらなきゃ”感が出ないという、ちょっとわがままな人であっても妻(夫)であれば、
1週間走ってなかったりしたら突っ込んでくれない?
のように予めどのくらいの頻度で、どういう指摘をしてほしいかなどを話すことも容易にできますよね。
宣言する相手を選ぶときにもう1つ注意しておきたいのは
賛同してくれる人ばかりを選ばない
ということです。
えっ、自分から進んで英語の勉強してるんですか?
すごいです!尊敬します!
このように言ってもらえると嬉しいですよね。褒められるのは誰しも嬉しいので、モチベーションを上げてくれる存在にはなるのですが、こういう人ばかりになってしまうと、まだ道半ばなはずなのに「すでに自分がすごいことをやってのけた」気分になってしまうことがあります。
頭ごなしに否定する人に宣言する必要はありませんが
褒めてくれる人
厳しめの意見を言ってくれる人
については、どちらか一方のタイプの人ばかりではなく、バランスを取る
ように意識するといいでしょう。
まとめ
今回のまとめです。
批判があっても奮起してモチベーションに変える
宣言する人はバランスよく
ちなみに私のブログの場合は、会社の同僚や後輩数人にブログをやっていること、ブログのURLを伝えています。
嫁さんでもいいのですが、ブログを書く時間も家事や育児に使ってくれたほうがいいはずなので、たとえブログの更新が止まったとしても何も言われそうにないので(笑)
達成できるかどうかも分からない段階で宣言するのは、万が一出来なかったときに恥ずかしいと思って一人で頑張ってきた人は試しに身近な誰かに宣言してみてはいかがでしょうか。
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