子育て系のブログを見ていると、「こうやって上手くいった」、「こういう風に考えて子育てしている」と言った成功体験が多いですよね。
そう言ったブログを読んでいると、「周りのパパはめちゃくちゃちゃんとしてる」と思ってしまうことがあるんですが、実際はそんな上手くいっていることばかりじゃないはずです。
ということで私が出来ていないと感じていることも、反省も含めてどんどん書いていこうと思います。
今回は子供が一生懸命に説明しているときにちゃんと聞いているかという話です。私自身出来ていないです、、自信を持って「出来ているよ」と言えなかった人はぜひ読んでみてください。
途中で遮ってしまう
子供の話をしっかりと聞いてあげるのは大切なことだというのは誰もが分かっていますが、ついつい遮ってしまうこともあります。(反省です)
忙しくて時間がない
子供が話をしたいときが、パパやママがたっぷり時間があるとは限りません。
- 家事をしているとき
- 出かける準備をしているとき
- 仕事をしているときに
のように「今はゆっくり話を聞いてあげられないな」というときに話しかけてくることもありますよね。
どうしょうもないくらい忙しいときなら
パパ今仕事中で手が離せないけど、もう少ししたらゆっくりお話できるよ
と言えるのですが、何の話かくらいは聞く時間あるかなというくらいのときが一番難しいですよね。ちょっとならと思って
どうしたの?
と聞いてみたのはいいものの、要点だけをさっと話すというのに慣れていない子供は、自分のペースで話を始めてしまいます。(子供は一生懸命伝えようとしているんですけどね)
まだまだ長くなりそうだなと感じたところで、
ごめん、パパ忙しいから、また後で教えてくれる?
と話を遮ってしまうことはないですか。私はあります、、
娘からしたら「また後でっていつ?せっかく一番伝えたいところだったのに」と思っているかもせれません。
話の最後が見える
子供は話の構成を考えないで話すことも多いため、話の途中で
なるほど、かっちの話したいのはこういうことかな
と話のオチが分かってしまうことも多いですよね。そのラストまでたどり着けずに、途中の説明を何度か繰り返してしまったときなどに
言おうとしてるのはこういうことなんじゃない?
先に聞いたりしてしまいます。
これは難しい部分もあって、パパやママにいつまでたっても伝えられないと話すのを辞めちゃうこともあるからです。「もういいや」ってなっちゃうんですよね。
そのため、話がうまく進むように助け舟を出してあげることは悪いことだとは思いません。ただ、最後(話のオチ)は子供が頑張って言うのがいいので
- 途中の説明で躓いているなら、状況を見て助け舟を出す
- 話の最後は、出来るだけ助け舟を出さずに待つ
としたいなと思っています。(まだ、そううまく出来ていないんですけどね)
成功体験は自信になる
これは子供の場合だけでなく、大人も同じです。新入社員のときなどに同じ思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
自分に置き換えたら結構凹む
上司に相談)
課長ちょっとよろしいでしょうか?
ん?いいぞ、どうした?
実は先日こういうことがありまして、、、
私としてはこう考えてメールで連絡をしたのですが、、
それでですね、、
ちょっとすまん、今そんなに時間ないから長くなるなら後にしてもらえるか?
はじめに長くなるって言わなかった私も悪いけど、いいぞって言ったじゃん、、
先輩と一緒に上司へ報告)
部長、担当している商品開発について先日関係部門と打ち合わせをしましたので報告させてください。
打ち合わせでこういう話をして、~~部門からこういう質問が出たので、こう回答したのですが、あーだこーだ、、、
上司「・・・・」
~~部門は、ここを気にしているようで、そこだけ明確にしてから進めてくれとのことでした
上司「そういうことね、理解したよ」
どちらも経験したことはあるんじゃないでしょうか?自分の説明力不足だとは思ったとしても凹みますよね。
成功の体験が重要
他部門や取引先との打ち合わせでは、何かあっては困るので先輩や上司も同行して ”何かあればフォローできる体制” にはしているはずです。
とはいえ、いつまでたっても肝心の説明のところはフォローしてもらうというわけにはいきません。
先輩の上手な説明を聞いたり、どこの説明が分かりづらかった指導を受けたりして説明力を向上させるのは必要ですが、説明が伝わるかどうかって ”発表者の自信” によるところもありますよね。
~~の件については、
こーで、あーで、となっており課題は1点のみで、そのほかは日程通りです!
ちょっと長かったかな、、
伝わったかな・・・
うん、ありがと。分かりやすかったよ
やった!!
のような ”伝わった”、”理解してもらえた” と自信を持つことができれば、どうどうと説明できるようになり、説明上達への近道になります。
子供も同じで、「やった、うまく説明できた!」、「パパに分かってもらった」という成功体験が自信に繋がるはずです。(頑張って聞くようにします)
娘の実例紹介
説明が上手じゃなくても最後まで聞いて入れば何か面白いこともあるよ、という娘の実例を紹介します。
お昼フルーツグラノーラを食べていた娘が突然、「パパ、先攻が有利とは限らないんじゃない?」と言ってきました。
続けて「盃ともう一枚あって、かっちとパパが1枚ずつ持ってるとするでしょ」
(盃ってことは花札の話か!)
花札でってこと?
と言うと、「うん、そう。後攻のかっちが最後まで捨てなかったら、パパ取れないでしょ」
うちでは花札(花合わせやこいこい)をやっているのですが、その戦略についての考えだったようです。
なるほど、だから先攻が有利とは限らないって思ったのね
「うん、だって、、」と言いかけて、フルグラを口に入れました!
えっ、このタイミングで!!
先攻が必ずしも有利ではないことが伝わって満足したのか、まだ言いたいことがあったけど集中力が切れたのか分かりませんでしたが、満足そうにフルグラを食べ続けていたので、不満は無さそうでした。
本当に忙しいときは難しいかもしれませんが、最後まで話を聞くことで
- ブログのネタになる
- 夫(妻)への話が1つできる
と考えれば、「もう少し聞き続けるのもいいかな」と思えるのではないでしょうか。
その結果、子供が話すことに自信を持ってくれれば言うことはありませんよね。
まとめ
今回のまとめです。
「パパにうまく伝えられた」ことも子供にしたら成功体験
頭では分かっていても、実際に話を聞いているとついつい遮って結論を先に言ってしまったりするものです。そのため、ブログを読んで「なるほどね」と思うだけではダメで、実践あるのみだと思います。
まずは時間のあるときだけでも、ゆっくり聞いてみてください。
- 話している途中で自分が何の話をしていたか忘れる
- 早口言葉でも無いのに、何回も同じところで詰まる
のように聞いているだけでも楽しいことが見つかると思いますよ。
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