小学生の門限は何時?幼稚園児のうちから説明しておきたい門限が必要な理由

子育て

子供の頃、門限はありましたか?小学生になると子供だけで遊ぶことも増えます。子供だけで自由に遊べるという楽しさがありますが、飽きるまで遊ばれてしまうと親としては困りますよね。そこで登場するのが門限です。

私自身が子供の頃は、何時までという決まった時間はなかったのですが、”暗くなるまでには帰りなさいよ” というちょっと曖昧な門限はあったのを覚えています。

親としては、長く遊ばせてあげたい気持ちもあり、心配もあり、門限を何時にするのがいいのかは悩みますよね。自身の経験から、一方的に「門限は何時!」と決めるよりは、娘も一緒に納得して決めたい、と考えているのですが、それで成立するために今のうちから門限ってどういうことなのか、については娘に伝えるようにしています。

この記事はこんな人向け
・一人で遊びに行くようになったときの門限に悩んでいるパパ、ママ
・なんで門限が必要か子供にうまく伝えたいパパ、ママ
スポンサーリンク

門限の目的とは?

そもそも何のために門限が必要かというのを考えなければいけません。それを子供に説明できないことには、”理由はないけど親の言うことを聞け” と言っているようなものですよね。

危険から子供を守るため

1つ目は、子ども自身を危険から守るためですよね。自分が親になる前でも、夜暗くなっているのにコンビニとかにいる小学校低学年を見ては、「大丈夫なのかな?」と思っていたのですが、親の立場になった今は余計にその思いは強くなりました。

幼稚園の間は、出かけるのは親と一緒ですので、”危険” と感じるような経験が少ないのは仕方ありませんが、外には危険がいっぱいあります。

誘拐などの犯罪に巻き込まれたり、交通事故に遭ったり、滅多に起こらないことだとは思いますが、起こってしまっては大変ですから、少しでもリスクは回避したいですよね。そこまで大げさでなくても、暗い中で道に迷ってしまったり、自転車とぶつかったりなど、小さな危険もあります。(昼なら安心というわけではありませんけどね)

また、門限を決めておくことで、”決まった時間まで帰ってこなければ何かあった” と考えて、すぐに近所を探したり、遊びに行ったお友達のおうちに連絡したりと行動することができますよね。

私自身、門限ぎりぎりのときに自転車を飛ばして帰っているときに派手にコケて泣きながら自転車を押しているところに、探しに来た母に見つけてもらい助けられたことがあります。
注:門限ぎりぎりで慌てて帰るのは褒められた行動ではありません

車には気をつけなさい!怪しい人には近づかないようにしない!周囲を気にしなさい!

のように、さまざまな危険から自分で自分を守りなさいと全てを任せるにはまだ早い年齢ですから、門限というルールでその危険を少しでも取り除きたいというのが親の気持ちですよね。

夕飯の時間など

危険から守るためだけであれば、例えば

同じ団地の隣のおうち

に遊びに行っている場合などで危険がないのであれば、何時まで遊んでいていいことになってしまいますが、そんなことはありませんよね。

夕飯を家族揃って食べるようにしている家であれば、子どもが帰ってこないことには夕飯を食べ始められないということになってしまいますよ。

決めた時間までに帰ってきてもらわないと、夕飯食べれずにパパお腹すいちゃう

など言い方は任せますが、こちらも困るというのは伝えておいたほうがいいと思います。

門限はあたたのためなのよ

というのだけを全面に押し出してしまうと、「~~ちゃんのパパが帰り送ってくれるって言ってるからいいでしょ」のように言われたときに、うまく説明ができなくなってしまいます。

どのように門限を設定するのがよいか?

門限が必要な理由を伝えたうえで、どのように門限を決めていくのがいいのでしょうか。

「暗くなるまでに帰りなさい」は良くない気がする

私自身が「暗くなるまでには帰りなさいよ」と言われていたのですが、これだけではあまり良くないように思えます。

夏と冬のでは暗くなる時間は2、3時間ほど差がありますよね。夏だと19時を過ぎてもまだ明るいため、暗くなるまでしてしまうと夕飯に間に合わなくなります。

また、”暗くなるまで” というのはかなり曖昧なため、暗くなり始める前に帰るのか、暗くなり始めてから遊ぶのをやめればいいのか、は子供が判断しないといけません。(ちゃんと説明をしたうえで、その判断も含めて子供に考えさせたいというのであれば有効かもしれません

そして出来れば、子供には早いうちから ”時間” を意識させたいと考えています。

  • 何時までに帰るためには、何時間遊べるな
  • 何時くらいになったら遊ぶのやめて帰る準備しないとな

のように遊ぶときに時間を意識する練習になればなと思います。

一緒に決めて、柔軟にしたい

時間を意識させるために ”何時まで” と時間で決めたいとは思いますが、できるだけ柔軟にしていければいいなと考えています。

季節によって変化

暗くなるまでというと季節による差が激しいですが、夕飯に間に合う範囲の中で

冬は暗くなるのも早いので16時半までだけど、夏は17時半までに帰ればいいよ

のように多少時間を変えるのはいいと思います。

お迎えに行ける日は門限延長

公園などの屋外で遊ぶときは、決めた門限通りに帰ってきてもらう必要がありますが、友達のおうちで遊ぶ場合などは、

1週間に1回程度、パパが仕事帰りにお迎えに行けるときであれば、門限延長申請してもよい

のように目一杯遊ぶ日を作ってもいいと思います。もちろん、遊んでくれる友達の家の都合次第ですけどね。

娘からの提案

決められた時間よりも、自分も納得して一緒に決めた時間のほうが守れると思うので、門限の理由と時間を話したときに、娘から提案などしてくれれば嬉しいなと思います。

「パパが定時退社の日は何時までに帰るようにするけど、パパの帰りが遅い日は何時まで遊んでいてもいい?」

みたいな感じで、ご飯に間に合う範囲での提案なら聞き入れたいかなと思います。(残念ながらパパは今テレワークなので、ほとんど毎日家にいますけどね)

娘に伝えること

柔軟にしたいと考えてはいますが、実際に小学校に上がったときに、そう出来るかどうかは分かりません。もしかしたら、親がガチガチに時間を決めるしかないって考えになっているかもしれません(笑)。そうならないように、今のうちから娘に伝えていることがあります。

危険があるということ

1つ目は、世の中には悪い人もいて危険なことがあるんだよということです。

急に近づいてきて怪我させられたり、「お菓子買ってあげるよ」とか優しい言葉で近づいてきて子供を連れて行ってしまう人もいるんだよ。もし、ちょっとでも怖いなって思ったら人がたくさんいるところに逃げようね。

かっちもパパやママが見ていないところでこっそり悪いことする事あるでしょ。悪い人も同じように考えているから、人が誰もいないようなところは気をつけないとね。暗くなったら周りも見えづらくなるから、悪い人も出てくるかも。

と伝えています。

幼稚園児の娘の門限

そして、今現在すでに門限を導入しています。と言っても、一人で出かけることはないので、”何時まで” という時間はありません

娘に言っているのは

帰ってから、ご飯、お風呂、歯磨き、明日の準備がちゃんと出来るように帰ってくること

です。長く遊びたいのは分かるのですが、疲れて帰ってくると

  • ご飯食べずに寝たいと言う
  • お風呂で髪の毛洗っているときに寝る
  • 機嫌が悪くなる

こうなってしまうので、

遊ぶのはいいけど、それで機嫌が悪くなったりするのはパパも嫌だから、やることが出来なくなるくらい疲れちゃうならもっと早い時間に帰っておいで、ってなるよ

と話しています。機嫌が悪くなると、こっちまでイライラしてしまうのを回避したいというのもあるんですけどね。

”いっぱい遊んだなら眠くてもやることはやる”、”眠くなりそうなら早めに帰る” が自分で考えて出来るようになれば、柔軟な門限に繋がるかなと思っています。

まとめ

今回のまとめです。

門限がなぜ必要なのかはきちんと説明する
柔軟な門限にするための準備をしておく

私自身は門限が厳しいと感じたことはないのですが、門限が厳しくて嫌だったという意見はよく聞きますよね。特に女の子の場合は、危険も多いので厳しくしたいというのが親の気持ちかもしれません。

とはいえ、不満が溜まるようなルールにはしたくないので、娘と話し合って決めたいと思います。

〜〜ブログランキングに参加しています。よかったら応援お願いします〜〜
     ブログランキング・にほんブログ村へ


子育て
スポンサーリンク
まーをフォローする
かっちパパブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました