複数人で仕事をしていれば、自分の担当業務以外にも手伝いを頼まれることがありますよね。
新入社員や若手の頃は雑用なども含めて頼まれる機会が多いと思います。
なんで自分の業務以外を手伝わないといけないんだ!
と思うかもしれませんが、先輩の仕事を手伝うことにはメリットがあります。
この記事を最後まで読むと、これまで嫌々やっていた手伝いも、視点を変えることで自分にとってプラスになるのが分かると思いますよ!
・仕事を頼まれることが多い若手社員
・先輩の仕事を手伝わされて嫌な人
①先輩のやり方・考え方を知れる
先輩の仕事を手伝う中で、業務のやり方や仕事に対する考え方を知るチャンスです。
事前に最低限必要なことは上司や先輩から教えてもらえますが、それ以上のことは仕事をしながら学ぶしかありません。
特に
・仕事に対する考え方
・他部門のキーマン
などはマニュアル化されないため、仕事を手伝う機会に学ぶようにしたいです。
②担当外の仕事に触れられる
昇進などで等級が上がると、仕事の難易度も上がり責任も重くなっていきます。
昇進時の研修や、等級ごとの業務内容が明確になっている会社であればいいですが、なかには
●●さんも等級あがったので、この仕事メイン担当でお願いね
えっと、メイン担当って具体的にどうやれば・・・
他の人の仕事見てなかったの?もう新入社員じゃないんだから頼むよ
のような会社もあります。そのような会社であれば、先輩の仕事を手伝いながら学ぶというのは必須となってしまいます。
そうでない場合でも、自分ではまだ担当できないような仕事に対して触れられるというのは大きなメリットです。
③恩を売ることができる
言い方は悪いですが、仕事を手伝うことで恩を売ることができます。
仕事は互いに助け合うことも必要です。
これは先輩や上司が相手でも同じです。
今度、自分の仕事が手一杯になったときに
前回手伝ってもらったし、なんか手伝おうか?
先輩、ありがとうございます!
のように積極的にフォローしてくれることが期待できます。
④評価される(かもしれない)
先輩の仕事を手伝ったことで自分の評価が上がる可能性もあります。
先輩が担当ですから、その仕事がうまくいって一番に評価されるのは先輩です。
しかし、その仕事のサポートとして成功に貢献したのであれば、実績として評価されるのが正しいですよね。
ここでポイントになるのが、
手伝ったことを上司が知っているか
です。
知らなければ評価に繫がる可能性は低いです。
先輩が
この仕事は●●さんにも手伝ってもらってうまくいった
のように言ってくれるのが一番ですが、そうでない場合は評価面談などの場面でしっかりアピールするようにしましょう。
仕事を引き受けないほうがいい先輩
先輩の仕事を手伝うメリットを紹介しました。
だからと言って何も考えずに先輩の仕事を手伝おうというわけではありません。
なかには手伝わない方がいい先輩もいます。
その特徴は、今回メリットとして挙げた
・担当外の仕事に触れられる
・恩を売ることができる
・評価される(かもしれない)
が全てないような先輩の場合です。
担当外の仕事に触れられない
一緒に仕事をして学べるというよりは、仕事を振りっぱなし。
進め方などのフォローもなく、本当に工数要因としてだけ使うわれてしまう場合です。
工数要因ってひどい・・・
長期のプロジェクトを手伝うような場合であればひどいですね。
ですが、時間が足りずに今日だけ手伝ってほしいような場合は仕方ありません。
そっか!
いちいち説明やフォローが必要な仕事だと、その時間のほうがもったいないから、頼みやすい簡単な仕事になるか。
・評価されない
時間が足りずに雑用のような簡単な仕事を頼むことになったとしても、それで先輩が助かるのは事実です。
手伝ってもらったことに感謝はあるべきですよね。
なかには
・反対に相手が困っていても手伝うことはない
・手柄はすべて自分のもの
のような考え方の人もいます。
こんな先輩の仕事は手伝いたくないな
手が空いているときならいいですけど、先輩の手伝いがなんでも自分にメリットがあるわけではないんです。
一人で仕事をしているわけではないので助け合う考え方は必要なのですが、それが成り立つには前提となる条件があります。
まとめ
今回のまとめです。
・なんでも手伝えばいいというわけではない
先輩の仕事を手伝うメリットを4つ紹介しました。
これまで「自分のためにならない手伝い」と思いながら嫌々やってストレスを溜めていたかもしれませんが、
自分のためになるんだ!
と思ってやるだけで大きく変わると思いますよ。
また、手伝ってはダメな先輩の特徴についても紹介していますので、注意するようにしましょう。
間違っても「雑用を頼まれやすい後輩」にならないように!
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