子供が好きなテレビ番組ってありますよね。
”いないいないばぁ” や ”おかあさんといっしょ” 、女の子なら ”キッチン戦隊クックルン” といった教育テレビの番組や、アニメなどが多くの子供たちに愛されている定番ですよね。
娘もそういった番組は大好きなのですが、今一番ハマっているのがフジテレビの特番 ”逃走中” です。今回はそんなお話です。
なんで逃走中?
逃走中とは?
出演者がハンター(鬼)から逃げる鬼ごっこ。逃げている時間によって賞金額が増えていき、最後まで逃げ切ることが出来れば賞金を獲得することができるテレビ番組。
単純な鬼ごっこと違う点は、ハンター(鬼)が複数いることとと、ゲーム中に
- ハンターの増減
- 賞金額の増減
- 一度捕まった人の復活
といったミッションが行われること。
また、ゲームの途中で、”自首” をすることもでき、その場合はその時点までの賞金を獲得してゲームを終えることができたりもします。(途中で逃げたみたいでズルいと子供からは言われる恐れあり)
なんでハマったの?
放送の頻度としては3ヶ月に1回程度でしょうか。滅多にないですが、以前から放送があるときは何となく点けて見ていました。ただし、賞金なんて言われてもまだわからないので、親がテレビを点けているから何となく見ている程度だったと思います。
見たいと思うようになったきっかけは子供YouTuberの出演なんじゃないかと思います。ここ数回はYouTuberが出演することも増えていますが、その流れなのか子供YouTuberが出演した回がありました。
やっぱり自分と年齢の近い子供が隠れたり、逃げたり、そして捕まったりというのを見て共感したのかもしれません。
よくよく考えると、それまでも子役タレントは出演したりしていたのですが、娘にとっては子供YouTuberが出演した回を見て、”何となく見ていた” から ”見たいもの” に変わった気がします。
逃走中はトトロを超えた
それからは日曜日になると毎週のように「今日逃走中あるかね?」と聞いてくるようになりました。
「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」みたいに毎週はないわ
と説明をしていました。
録画したら大喜び
そんななか、今年の1月3日に逃走中の放送があることが分かりました。ちょうどその日は、見ることが出来ない日だったので、娘には放送があることを言わずに、こっそり録画をしておきました。
観れる状態になってから、
逃走中があったから録画しているよ
と伝えると、「え~、いつあったの??観たい」と予想通りの反応。さっそくその日の夕飯のときに見始めました。
長時間の番組なので、夕ご飯が終わって寝る準備しないといけない時間になって見続けたいと言って大変でしたが、大喜びしてもらえたのでよかったです。
とにかく繰り返し見る
また次にあるのは数ヶ月後だろうけど、喜んでもらえて満足をしていたのですが、、、ちょっと時間ができるたびに「逃走中見る!」と言ってくるようになりました。まぁ録画しているわけですから、2回、3回と見てもらってもいいわけです。
とはいえ、2回か3回見たら飽きるよね。ハンターに見つかるかどうか、捕まるかどうかみたいなドキドキ感が面白いとこだもんねー
と思っていたのですが、飽きなかった、、
私が仕事から帰ってきたときなど、嫁さんが夕ご飯の準備をしてるのを待っている間に、またしても逃走中が点いています。こんなことが何度も、、
私がいるときも、「テレビ見ていい?」、「いいよ」と答えると、「逃走中かけて」と繰り返して見続けています。その会話になるたびに
また見るんかい
と思いながらレコーダーを操作してあげています。まだ放送から2ヶ月ほどしか経っていませんが、すでに10回以上は見ているくらいは見ていますね。
その前は長時間待っていないといけないときは ”となりのトトロ” を見ていたのですが、すっかりお役ごめんになってしまいました。完全にトトロ超えです。
夢の中でも追いかけられてるよ
繰り返し見ているうちに出演者はほとんど覚えましたね。名前は知らない人も多いのですが、
- 「あっ、最初に捕まった人だ!」
- 「結構頑張ってた人じゃない?」
のように他のテレビに出演しているのに気づいて話しかけてきます。
10回も見ているので、どこで誰が捕まるとかも覚えているので、録画を見ながら「そっちに行ったら捕まるよ!」、ミッションか発動したのを見ると「答えはメリーゴーランドだよ!」などアドバイスをしています。
もう、あんたがゲームマスターみたいなもんだよ
と思いながら、娘が逃走中を見ている間は、家事をしたり、自由に使える時間となっています。
そんな逃走中大好きな娘ですが、先日の夜遅く、寝ているはずの寝室から「あ~~、助けてーー!」と、大きな声が、、
怖い夢を見て泣いて起きてしまったり、寝言なのにハッキリとした声だったりは小さい子供あるあるなのですが、さすがに「助けて」って叫ぶことは起きているときでもそんなにないですよね。
泣いて目を覚ますわけでもなく、そのまま寝てしまったので、次の日起きたときに
かっち、昨日の夜「助けて」って言ってたけど怖い夢とか見てたの?
と聞くと、「えー、分かんない、でも逃走中の夢は見た気がする」
繰り返し見すぎて、夢の中にまで出てきてるやん
ってくらいにどっぷりハマっているので、「いつ飽きるんだろ?」という思いを通り越して、「録画のだけじゃなく、別の回のもレンタルで借りてやろうかな」と思うようになりました。
実際の鬼ごっこに役立つ点を探してみた
ここまで何度も見続けるなら、”出演者を覚えるだけではもったいない” と思い、実際の鬼ごっこに活かせることはないかを探してみました。
隠れることも重要)
小さい頃の鬼ごっこは「わー、きゃー」言いながら走って逃げることが楽しいこともあり、とにかく走っていた気がします。それでは体力も続きませんよね。
逃走中を見ていると、ひたすら動き回る人ではなく、じっと同じ場所に隠れている人が後半まで捕まらなかったりするので、隠れることも戦略としてあるということを学べるかもしれません。
また、隠れるときは、万が一見つかっても逃げられるように、袋小路などではなく、反対側の逃げ道も確保できているようなところに隠れるのがいいというのも参考になりますね。
障害物などをうまく利用)
真っ直ぐ走るのが一番早いので、逃げる時についつい真っ直ぐ逃げてしまう子がいます。しかし、それだと結局は足の速さや体力勝負になってしまいますよね。
逃走中では、ショッピングモールや遊園地などが舞台になることが多く、障害物や曲がり角などが多く存在します。走っている途中で急に方向を変えたり、障害物を利用したり、曲がり角を曲がって死角に入ったりと鬼ごっこで使える基本テクニックを覚えるのには役立つかもしれません。
ミッションに挑戦するときは視野が狭くなる)
これは鬼ごっこに限らず、遊びやスポーツ、日常生活でも覚えておく必要がある教訓ですよね。
隠れているだけのときは、周囲に注意を払って、どこからハンターが来ても逃げられる体制を取っていても、ミッションに挑んでいるときはそれに集中してしまい、近づいてくるハンターに気づかないということがあります。
普段は歩いていて人にぶつかるなんてことは無いけど、スマホを見ながら歩いていると、スマホに意識を持って行かれて危険ですよね。でも実際に危険を経験するまでは、「スマホ見ながら前もしっかり見れるでしょ」って思っていたりするので、逃走中を見てそのことを感じて欲しいです。
うん、少しでも役に立ちそうなものを無理やり書いてみた
まとめ
今回のまとめです。
多少は実際の鬼ごっこにも役に立つことがあるかも
1月3日放送の逃走中では、最終的には時間ギリギリで最後の1人が捕まってしまって成功者は0という結果でしたが、娘は「一番最後まで頑張ったんだから優勝でいいよね?お金ちょっとあげてもいいのにね」と優しいことを言っていました。
うーん、コロナで生活が大変だってみんな言っている中で、芸能人が鬼ごっこやって賞金もらうと批判もありそうだから、そういう演出にしたのかな
とは、言えませんでした。
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