社会人になって自己投資ってどのくらいしていますか?
自己投資と言っても
- 書籍を購入する
- セミナーに通う
- 資格を取る
のようにお金のかかるものから、ネットで勉強するなどのようにお金はかからずに時間のみ使うものまでいろいろありますよね。
最近、嫁さんや同僚と話をして、投資って言葉が付いているけど ”自己投資だけを特別” なものと考えているんじゃないかと思うことがあったので、自己投資について考えてみました。
・自己投資はどんどんすべき
と思っている人はぜひ最後まで見てください。
”自己投資” も投資の1つ
何かの資格を取ったりするためにお金や時間をかけることを自己投資と呼びます。”投資” という言葉が入っているわけですが、

株を買うことと、資格を取得することを同じ投資として考えられますか?
と聞かれればほとんどの人は「NO」と答えますよね。ではなぜ自己”投資” と言うのでしょうか。
コストをかけてリターンを得る
まずは資格を取る目的を考えます。資格といっても無数にあるので一概に言えませんが、資格を持つということは
・ある行為をおこなう許可
になるのが一般的です。
前者の資格の例としては、漢検2級や色彩検定などです。漢字、色彩やカラーコーディネートに関して、一定の知識や技術を持っていることを証明するものです。あくまで技術や知識を証明するだけですが、会社によってはそういった資格を有していないと就けないポジションがあることもあります。
後者の資格の例としては、自動車免許や医師免許などです。試験に合格して資格を取得することで、車の運転や医療行為など、ある行為に対して許可が与えられるというものです。(もちろん、免許が無い状態で運転すると捕まりますのでダメですよ)
なかには、自動車免許のように仕事では使わない場合や、趣味で資格を取ることもあるかもしれませんが、仕事に活かそうと思って資格を取ることに絞って考えると
ということになります。資金を使って株を購入し、売買による利益や配当というリターンを狙うという意味では、投資と基本的には同じです。
副業への投資
株への投資もそうですが、副業への初期投資も似ています。
今年に入ってブログや投資をやるという話を嫁さんにしたときに、投資はいろいろ説明をして納得してもらったのですが、ブログに関しては特に反対もされませんでした。ブログは前にもやっていたことがあるから、「好きにすれば」という感じなんだと思います。
しかし、これまでと違うのは今回は無料のブログサービスを使うのではなく、ドメイン取得をおこない、レンタルサーバーも借りるという点です。つまりお金がかかるってことですね。そのことまで伝えたときは、あんまりいい顔をされませんでした。
嫁さんからすると

稼げるかどうか分からないのにお金使うの?
という気持ちなんだと思いますし、これが普通の人の考えなのかもしれません。
そんな嫁さんですが、以前「一緒に漢検を受けてみない?」という話をしたときは、あっさり「いいよ」と承諾してくれたことがあります。受けようと言い出した私が言うのもなんですが、漢検を受けるためにも参考書を買ったり、受験費用がかかったりとお金はかかりますし、そもそも
わけなんですよね。しかも受験して落ちた場合には、資格の取得すらできませんからね。
このように費用がかかる点や、リターンに結びつかない可能性があることは同じなのですが、なぜか
副業や株への投資 → ほんとに元取れるの?
のような先入観がある気がします。本来は、自己投資も他の投資などと違いがあるわけではなく、
投資先が自分
というだけだと考えるのがいいのではないでしょうか。
自己投資は目的が大切
「自己投資も他の投資と一緒ですよ!」と言うと

えっ、じゃあリスクあるし、やらないようにしようかな
と思う人がいるかもしれませんし、もともと

収入アップに繋がるか分からないのに、資格の取得やビジネス書の購入などにお金を使う気にならない
という人もいますよね。今回言いたいのは、自己投資もやめましょうということではなく、投資の1つだと認識したうえでどうするか考えましょうということです。
自己投資のリターン
自己投資でどのくらいのリターンが得られかを考える場合に一番簡単なのが、それでどれだけ収入が増えるかです。
たとえば、
・少なくとも後2年間はこの会社を辞めないだろう
・資格取得にかかる費用が5万円程度
のような状態であれば
5,000円 × 24ヶ月 = 12万円
となり、費用5万円を引いてもリターンの方が多いことがわかります。(ここでは計算を簡単にするため、資格取得に必要な勉強時間は含めません)
この場合は、リターンが明確ですし、リスクとしても
- 資格試験で落ちてしまう
- 予定よりも早く会社を辞める
- 会社がその手当を無くしてしまう
のように想定ができるので考えやすいですよね。
しかし、ほとんどの場合は自己投資は ”リターンを明確にすること” はできません。
手当が付くわけではないが、その勉強をして得た知識や技術によって仕事の効率が上がり昇給する
転職のときに採用の決め手となる
・ビジネス書を読む
話し方や伝え方のスキルが学べて、プレゼンが上手くなった
仕事に対する考え方を変えることが出来てストレスが減る
・セミナーに通う
同じセミナーに来ていて知り合ったことがきっかけとなって仕事に繋がる
のように、すぐに効果が現れることもなく、直接的なリターンでないこともあるからです。
コスパはいい
「自己投資はコスパがいい」と言われることがあります。たしかにすぐにリターンに結びつかなくても
- 将来的な収入の増加
- 仕事の効率化
- 人との出会い
- 人間的な成長
などまで期待できるわけですからね。
コスパがいいなら全てを自己投資に回せばいいとなりそうですが、そう言うわけではありません。なぜなら
・時間は有限
だからです。
リターンが不明確)
”いつか”、”どこかで” 役に立つかもしれないということで言えば、全ての資格がそうですし、全ての書籍、全てのセミナーにその可能性があります。
しかし、実際は最後まで使うことのないものもありますよね。その場合、そのためにかけたお金や時間が無駄になったり、限りなくリターンが低いこともあるため、とりあえず自己投資に回ることが正しいんだという考えはおすすめできません。
時間は有限)
自己投資している間はインプットの時間と言えます。そしてそこで得たことを仕事などでアウトプットすることで、リターンに変えることができます。
時間が無限にあるのであれば、お金のかからない自己投資はすればするだけいいのでしょうが、残念ながら時間には限りがあります。ただインプットに時間を使うだけでなく、それをアウトプットすることも考えなければいけません。
新入社員のときに取った資格はその後の長い社会人生活のどこかで役に立つ可能性が高いですが、定年間際で資格を取っても活かせるチャンスは少なそうですよね。このように時間が有限だと考えると年齢によっても自己投資への取り組み方を変える必要があるのです。
自己投資するときに考えること
では、自己投資をするにあたってどのようなことを意識すればいいのでしょうか。
目的をはっきりする
1つ目は目的をはっきりするということです。
自己投資にはすぐに目に見えるかたちで現れないリターンが多数あります。自分が何を得ようとしているのかという目的を明確にすることで、その自己投資が正解かどうかが見えてきます。
たとえば
海外の取引先とのコミュニケーションを円滑におこなう
毎日30分勉強するという癖をつける
・セミナーへの参加
最新技術についての理解を深める
主催者と面識を持つ
同じ分野の技術者と交流によって刺激を得る
のように目的を具体的にすればするほど、その自己投資に時間やお金をかける意味があるかどうかの判断が付きやすくなりますよね。
使える金額を決めておく
2つ目は使える金額を設定しておくということです。

目的がはっきりしてるなら、悩まないよ。
でも事前に目的がはっきりしてなくても、やってみたら大きな効果があるってこともあるでしょ
と思う人がいるかもしれませんがその通りです。思わぬ効果が出るということも多々あるため、
月にいくらは自己投資に使おう
のように使える金額を決めておくという方法もおすすめです。
いくら思わぬ効果があるかもしれないと言っても、なんでもかんでもとなっては困ります。使える金額をあらかじめ決めておくことで、はっきりとした目的とまではいかなくても「限られたお金を使うからには何かの役に立てないとな」といった意識を持って自己投資をすることが出来るため、結果にも繋がりやすくなるはずです。
まとめ
今回のまとめです。
自己投資はコスパのいい投資であることが多い
自己投資は目的をはっきり持つことが重要
自己投資はかけた金額が何倍にもなる可能性を秘めていてコスパのいい投資であるというのは間違いではないと思いますが、ただ闇雲にやるだけでは、お金や時間の浪費で終わってしまうという一面もあります。
- 自己投資はとにかくやるべき
- 収入アップに繋がる保証がない自己投資はしない
のような極端な考えではなく、自己投資は投資先が自分だというだけで他の投資と違う特別なものではないことを理解したうえで、目的をはっきりしておこなうようにしましょう。
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